日本遺産をご存じでしょうか 各地域の文化や伝統を語るストーリを文化庁が認定し、地域活性化を図ろうというもので、令和元年に認定された薩摩の武士が生きた町~武家屋敷群「麓」を歩く~の構成遺産は鹿児島県と県内9市に残る95の文化財で構成されております 鹿児島県には本城の鹿児島城跡や,県内各地の山城跡に麓と呼ばれる外城の武家屋敷群が数多く残っています。 麓は,防御に適した場所に作られ,門と玄関の間に生垣を配置する等,まるで城のように敵に備えた構造を持っていました。 その中の志布志麓をご紹介します 志布志麓は藩の防衛上、非常に重要な場所となっておりました 志布志城に挟まれた谷にそって独特の立地をしており、麓の各地から湧水が溢れ、自然を生かした独特の枯山水庭園や、武家門などを見ることができます 鹿児島県指定名勝 平山氏庭園 傾斜地の裾部分に広さのある岩盤が特に目をひき、その上の存在感のある岩盤が続きます。上部にツツジやサツキが多く植わって立体感のある庭を作り出しています。 国登録文化財鳥浜氏庭園 溶結凝灰岩の自然の傾斜を利用して露出した大岩盤を鋭角的に切り取り地形を活かした豪快な印象を与えます 上部に屋敷神を祀った小さな祠があり、周囲にイネマキ・クロマツ・ソテツ等の景観木ツツジが多く植わっております。
日本遺産をご存じでしょうか
各地域の文化や伝統を語るストーリを文化庁が認定し、地域活性化を図ろうというもので、令和元年に認定された薩摩の武士が生きた町~武家屋敷群「麓」を歩く~の構成遺産は鹿児島県と県内9市に残る95の文化財で構成されております
鹿児島県には本城の鹿児島城跡や,県内各地の山城跡に麓と呼ばれる外城の武家屋敷群が数多く残っています。
麓は,防御に適した場所に作られ,門と玄関の間に生垣を配置する等,まるで城のように敵に備えた構造を持っていました。
その中の志布志麓をご紹介します
志布志麓は藩の防衛上、非常に重要な場所となっておりました
志布志城に挟まれた谷にそって独特の立地をしており、麓の各地から湧水が溢れ、自然を生かした独特の枯山水庭園や、武家門などを見ることができます
鹿児島県指定名勝 平山氏庭園
傾斜地の裾部分に広さのある岩盤が特に目をひき、その上の存在感のある岩盤が続きます。上部にツツジやサツキが多く植わって立体感のある庭を作り出しています。
国登録文化財鳥浜氏庭園
溶結凝灰岩の自然の傾斜を利用して露出した大岩盤を鋭角的に切り取り地形を活かした豪快な印象を与えます
上部に屋敷神を祀った小さな祠があり、周囲にイネマキ・クロマツ・ソテツ等の景観木ツツジが多く植わっております。