薩摩藩の番所があったことから名づけられた番所鼻自然公園は、日本地図作成のために立ち寄った伊能忠敬が「天下の絶景なり」と賞賛した景勝地です。 伊能忠敬がここ番所鼻を測量で訪れたのは1810年,66歳の頃でした。 この地に立つ石碑は,これを記念して昭和31年に建立されたもので,当時の首相・鳩山一郎氏の書による「伊能忠敬先生絶賛の地」と文字が刻まれています。 また番所鼻公園の目前の海には,「竜の落とし子」が棲んでいます。 昇竜を連想させるその姿から,しばし「幸運の守り神」とされますが,メスから授かった卵をオスのおなかの袋で大切に育てて出産するその珍しい生態や夫婦仲がよいこともあり,古より「竜の落とし子」には安産や子宝など,五つの吉祥ありと伝えられてきました。 この地を訪れる皆様の幸福を願い建てられたこの鐘は,鳴らす回数で「恋愛成就・夫婦円満」「安産」など祈願できます。 この「番所鼻自然公園」の特徴は、ぐるりと円を描く岩礁。火山活動と海の浸食によってできたもので、干潮時には潮だまりとなり、“海の池”が形成される珍しい地形なのです。 この海の池には、昔から「竜宮城の入口がある」という言い伝えがあるそうです。 スポットデータ 住所:鹿児島県南九州市頴娃町別府5202 駐車場:有 電話:0993-83-2511(南九州市役所商工観光課)
薩摩藩の番所があったことから名づけられた番所鼻自然公園は、日本地図作成のために立ち寄った伊能忠敬が「天下の絶景なり」と賞賛した景勝地です。
伊能忠敬がここ番所鼻を測量で訪れたのは1810年,66歳の頃でした。
この地に立つ石碑は,これを記念して昭和31年に建立されたもので,当時の首相・鳩山一郎氏の書による「伊能忠敬先生絶賛の地」と文字が刻まれています。
また番所鼻公園の目前の海には,「竜の落とし子」が棲んでいます。
昇竜を連想させるその姿から,しばし「幸運の守り神」とされますが,メスから授かった卵をオスのおなかの袋で大切に育てて出産するその珍しい生態や夫婦仲がよいこともあり,古より「竜の落とし子」には安産や子宝など,五つの吉祥ありと伝えられてきました。
この地を訪れる皆様の幸福を願い建てられたこの鐘は,鳴らす回数で「恋愛成就・夫婦円満」「安産」など祈願できます。
この「番所鼻自然公園」の特徴は、ぐるりと円を描く岩礁。火山活動と海の浸食によってできたもので、干潮時には潮だまりとなり、“海の池”が形成される珍しい地形なのです。
この海の池には、昔から「竜宮城の入口がある」という言い伝えがあるそうです。
スポットデータ
住所:鹿児島県南九州市頴娃町別府5202
駐車場:有
電話:0993-83-2511(南九州市役所商工観光課)