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本日は、弊社がお取り扱いさせていただいた中学校様の取り組みについてご紹介いたします。

毎年、多くの学校が修学旅行で長崎を訪れ、平和学習を行っております。弊社では、より良い学習体験を提供するために先生方と協議を重ね、今年度は鹿児島県初の「長崎SDGs平和ワークショップ」を実施することになりました。

従来の被爆遺構めぐりや被爆体験講話に加え、このワークショップでは「平和をどのように伝え、構築していくか?」をテーマに、生徒一人一人ができることを考え、行動に移す力を養いました。

初めての試みでしたが、事前学習から当日まで、担当の方と密に連携をとり、安心して当日を迎えることができました。当日の活動内容をご報告いたします。

まず、ホテルから全員で市電に乗り込み、通勤ラッシュを体験しました。生徒たちからは「もう2駅で着くからみんな頑張ろう」という声が聞こえ、優しさと連帯感を感じました。

平和公園に到着後、平和祈念集会を行い、全員で平和宣言を行いました。その後、集合写真を撮影し、ガイド(ファシリテーター)さんと合流。2組に分かれて「被爆遺構めぐり」に出発しました。

(出発前の様子)

約1時間半ほど被爆遺構を巡った後、原爆資料館へ向かいました。原爆資料館の館内では、多くの遺品について、どのような状況でどのような出来事があったのかを詳しく説明していただきました。生徒たちも必死にメモを取ったり、質問をしたり、とても関心を持って見学していました。

その後、再度2組とも合流して出島へ移動し、続いて長崎SDGs平和ワークショップを行いました。

(ワークショップの流れを確認)

ワークショップでは「どのように平和な世界を作っていくか」をテーマに様々な意見を交わし・その内容を付箋に記入、

「平和になるには」「平和とは」とファシリテーターさんがサポートし話を徐々にまとめていきます。

(ファシリテーターさんの話を聞く生徒たち)

(先生方も不安そうに見守っていらっしゃいました)

グループごとに意見を集約し、各グループの発表です

(戦争・核兵器をなくそうというテーマのもとに、私たちが実現できることを共有し皆でまとめた内容を発表)

最後に校長先生から生徒の皆さんへ



さらに、この日は新聞社の取材も受け、生徒自身がこの体験をどのように受け止めたかが後日、長崎の新聞に掲載されました。



長崎市公式観光サイトtravel nagasakiにも体験談として引率の先生のコメントも掲載されております。

https://www.at-nagasaki.jp/education/article/school8

このような経験を提案させていただき、とても感謝しております。また、このような学びを通じて、未来を担う生徒たちが平和について深く考え、行動に移す力を身につけていくことを期待しております